能登半島に光を!はじまりました!
キリコ祭り
まさに神儀。
神様をお呼びする
いよいよ
キリコと対面します。
4基のキリコがそびえたつ
姿は圧巻。
一基一基に宮司さんが魂を入れるかのように回られていきます。
いよいよキリコが町に繰り出します。
今年はじめての取組で
漁港にすべてのキリコが並びました。
少しずつ暗くなってきた所で
キリコに灯りが灯されました。
独特の雰囲気を持った伝統行事。
「キリコ」とよばれる巨大な御神燈を担ぎ、お御輿のお供をして夜を徹して練り歩きます。
山を登り神輿が回っている間にキリコの練り歩きに備えて
担ぎ手の若者たちが準備を行っていきます。
寺家キリコ祭り
さまざまな人たちの想いが交錯していきます。
今年は天気予報では
雨
風も強いとのこと
キリコは風が強いと前に進めないこともある。
雨が降ることで
キリコに描かれた
絵や浮き彫りにされた文字
ちょうちんなどが影響を受ける可能性なんかもあるとのこと
開催自体が危ぶまれてきた
ここ数日でしたが
19時、突然の爆音が響き渡ります。
漁港にいる人たちからの歓声が上がります。
誰もが予想していなかった状況に
みなが一斉に空を見上げてます。
雨、風の予報にも負けずに
信じて
キリコを繰り出し
花火も打ち上がりました!
そして
一基一基
キリコが町に練り歩きをはじめます。
担ぎ手の方々にもLightを
観客の方々にも
ちょうちんとミニ灯籠が配られ
町に灯りを灯します。
神輿を囲んだキリコはこれまで見たこともない
海と山と人
ドテラを着てヤッサイヤッサイと声をあげる担ぎ手とが融合する
圧巻で壮大な景色でした。
こちらでは 把握している限りでは
遠くは北海道や宮城県からもお越し頂いていたようです。
出店も並び
今回用意した
ストールにちょうちんは4地区の方々に
応援してくれた人たちには
白い
ストールとちょうちんやミニ灯籠を
通常なら
朝まで続く練り歩きと
神輿が各御所待の所へ伺って神様をお呼びするのですが
雨の予報が夜には強く降るということと
実際に雨雲が広がってきたことから
キリコか須須神社に集結します。
キリコたちが格納されていきました。
神輿は一旦
別の倉庫へと収められ
次の朝
どうするかの会議が各地区ごと、全体でも行われるとのことで
朝の決定を待つことに
そして
翌朝
神輿と太鼓山で練り歩きを行うことが決定したとのことで
祭りは継続されることになりました。
人の想いが集まる
日本の伝統の祭り。
地域の人たちの誇りと願い
普段とは違う顔つき
熱い想いと
笑顔
たくさんの方々のご協力のもと
能登半島に光を
このプロジェクトはスタートすることができました。
これから
来年のキリコ祭りに向けてできること
プラスすること
関わる人をどのようにして増やしていくのか
寺家地区の繁栄、地元の方々の希望となること。
須須神社の復興に向けて
神社そのものを知って貰うような活動
3つの柱のプロジェクトがスタートしました。
能登半島で受け継がれてきた「キリコ祭り」は、ただの祭礼ではありません。
そこには、地域に生きる人々のあたたかさや人柄が色濃く宿っています。
祭りに向き合う町の人たちの姿は、誇りと責任に満ちていて、子どもから大人までがひとつの灯を守るように準備に励みます。
その空気感は「神儀」としての厳かさを持ちながら、同時に人の絆とやさしさを感じさせてくれるものです。
また、須須神社の方々は、地域に暮らす人々の声を何よりも大切にしています。
復興の過程でも「地域の思い」を中心に据え、祈りと共に、暮らしと共に歩んでいく姿勢を貫いています。
私たちのプロジェクトは、この人々のあたたかさと誇りを未来へと手渡すことを目的としています。
花火や灯籠、そして応援の輪は、その象徴なのです。